19日から中央アジア首脳会合=高市首相、カザフ大統領と会談
2025/12/18 20:39配信【時事通信社】
日本と中央アジア5カ国による初の首脳会合が19日、東京都内で2日間の日程で始まる。日本政府はエネルギー・鉱物資源が豊富な同地域と連携を深め、サプライチェーン(供給網)を強化したい考え。高市早苗首相は各国首脳との個別会談も予定しており、18日はカザフスタンのトカエフ大統領と首相官邸で会談した。 5カ国はカザフに加え、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタン。首脳会合は首相が議長を務め、人工知能(AI)分野の協力枠組み新設で合意する。ロシアを通さず、カスピ海経由で中央アジアと欧州を結ぶ輸送ルートの整備に向けた協力も申し合わせる。 個別会談第1弾の日カザフ首脳会談で、首相は「互恵的関係の発展に向けて協力したい」と強調。トカエフ氏は「日本を重んじている」と応じた。ロシアのウクライナ侵攻や、北朝鮮の核・ミサイル開発などについても意見交換。引き続き協力して対応することで一致した。
