外国人は「奈良のシカ蹴る」=高市氏、政策厳格化訴え―自民総裁選
2025/09/22 20:29配信【時事通信社】
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は22日に行われた党総裁選の演説会で、外国人を念頭に「奈良のシカを蹴り上げるとんでもない人がいる。SNSでも目にする」と述べた。一部の訪日外国人が問題行動を起こしているとして、外国人政策の厳格化を訴える文脈での発言。野党から賛否の声が上がるなど波紋が広がっている。 高市氏は「日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るなら、何かをしないといけない。日本の伝統を守るために体を張る」と強調した。 これに対し、国民民主党の玉木雄一郎代表は記者団に「外国人がやっていたとしたら、けしからん。法令に従ったしかるべき処分が当然だ」と同調。共産党の小池晃書記局長は記者会見で、「排外主義をあおり立てるのは問題だ」と批判した。