「牛肉、41.4%にはならない」=米相互関税で小泉農水相
2025/08/07 21:15配信【時事通信社】
小泉進次郎農林水産相は7日、米国が新たに発動した15%の相互関税について、従来の税率が15%以上だった品目には特例で同関税は上乗せされないとの認識を改めて示した。その上で「牛肉は41.4%になることはない」と強調した。 もともと日本から米国に輸出される牛肉の関税率は26.4%(4月以降は36.4%)。日本政府の説明によれば、これに15%の相互関税が上乗せされることはない。だが、米政府の6日付の官報には、この特例措置が日本に適用されるとは記載されていなかった。小泉氏は「大統領令を修正する措置を直ちに取るよう米国側に求めている」と説明した。