「算数」名称変更は見送り=指導要領改定で議論―文科省

2026/06/29 22:21配信【時事通信社】

 小学校の「算数」を中高と同じ「数学」に統一すべきか、学習指導要領の改定に向け議論していた中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の作業部会で、文科省は29日、算数の名称のまま維持する方向のとりまとめ案を示し、大筋で了承された。 海外では「数学」を意味する教科名で統一している国が多く、同省が4月の作業部会で「算数のまま」「数学に統一」「新名称に変更」の3案を提示していた。背景には「数学は算数より難しい別の教科」という印象や苦手意識を解消し、小中で指導に一貫性を持たせるなどの狙いがあった。 しかし、作業部会では慎重論が根強く、学校現場や教育関係者の間でも意見の隔たりが大きかった。同省は「名称変更が過度に注目されることで混乱が生じるのは避ける必要がある」と判断、次期改定での変更は見送ることにした。 


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