中国、米紙記者を国外退去に=台湾総統インタビュー問題視か
2026/06/01 19:33配信【時事通信社】
【北京時事】中国外務省の林剣副報道局長は1日の記者会見で、米紙ニューヨーク・タイムズの北京駐在記者の居留許可を取り消し、事実上の国外退去としたことを明らかにした。同紙の昨年12月のイベントに、台湾の頼清徳総統がビデオインタビューで参加したことへの対抗措置とみられる。 林氏は、同紙が「台湾当局による台湾独立の誤った言論に場を提供した」と非難。記者については、駐在中に条例違反に当たる取材手法があったため「法に基づき居留許可を取り消した」と主張した。 林氏はさらに「米側が『対等』を理由に、米国にいる中国国営新華社通信記者に政治的圧力をかけた」と主張。「断固反対する」と述べた。 米メディアによると、ニューヨーク・タイムズ記者はイベントには関わっていないが、今年2月に国外退去となった。同紙は5月29日に出した声明で、中国側の措置は「誤りだ」と批判した。
