『ツッコミマン』テレビ化、さくらいドリーム、粗品と中央……【週刊お笑い雑話】
今週あったお笑い界隈の話題をピックアップ! ライター・新越谷ノリヲと担当編集Sが勝手にしゃべります。お聞き流しのほどを~。
『ツッコミマン』テレビ化
編集S 毎度おなじみの粗品さんから大きなお知らせがありました。
新越谷 ねえ、『ツッコミマン』が『ツッコミスター』としてテレビになるそうで。
編集S しかもフジテレビ土曜21時、土曜プレミアム枠。どう思いました?
新越谷 ああ、と思った。
編集S ああ。
新越谷 ああ、『IPPON』の枠じゃん、と。
編集S そうですね。最近の『IPPON』はずっと土プレでした。
新越谷 最近のっていうか、最後に放送されたのいつでしたかね。
編集S 2024年の2月ですね、バカリズムMC回。
新越谷 そうか、松ちゃんがいなくなって、そのままだ。
編集S そうですね。
新越谷 ああ、ですよね。時代が動いてしまった。
編集S やっぱ、そう思いますよね。
新越谷 予感はあったんですよ、去年の年末の『ツッコミマン』を見たときに、そういう予感はあった。どう見ても規模感がYouTubeのイチ企画ではないし、ルールが定まりすぎてるし、呼ばれた芸人のモチベーションも高い。ここ数年、よく若手が「出たいと思える番組がない」みたいな発言をしてるのをよく見てたけど、『ツッコミマン』は「出たい番組」感がすごい。
編集S そうですね、めちゃくちゃ試されるしガチだし、怖いけど出たいだろうなって感じは、まさに松ちゃんの『IPPON』や『ドキュメンタル』に漂っていた匂いです。夢の舞台というか。
新越谷 そして、キャストは全員粗品の後輩ですもん。
編集S ぞろりと引き連れてきましたね。総合演出も粗品と同世代の大村氏ですし。
さくらいドリーム
新越谷 キャストね、粗品も「テレビですから、ある程度は」みたいなこと言ってたし、まあある程度は、と思ってたんですよ。
編集S ある程度とは。
新越谷 入ってもどっちかだろうと。両方いないことも全然ありうるぞと。
編集S 誰と誰の話です?
新越谷 ゼロカランワキと前田龍二。
編集S なるほど。
新越谷 ワキはツッコミマンの教科書みたいなスタイルだし、粗品は前田龍二に最高評価を与えてるけど、いくら粗品とはいえこの2人を土プレに突っ込むのは無理があると思ってたんです。そこまでのキャスト突っ込みマンにはなれないだろうと。
編集S 別に上手くないですけど。
新越谷 そしたら2人とも出てるし、檜原もガクもいるし、谷森本村田ってもう完全にキャスティングにおいて粗品がフジテレビを制圧している。
編集S 制圧っていうか、理解のあるスタッフだということでしょ。
新越谷 そりゃ現場は理解してるだろうけど、土プレをこのメンバーでやるっていうのは、このメンバーへの信頼感ではないですからね。粗品1人の説得力でこの人たちを通してしまっている。
編集S もう一回おさらいしてみましょうか。12人。
赤木裕(たくろう)
伊藤俊介(オズワルド)
ガク(真空ジェシカ)
さくらい(三遊間)
谷拓哉(パンプキンポテトフライ)
トンツカタン森本
新山(さや香)
檜原洋平(ママタルト)、
前田龍二(シモリュウ)
町田和樹(エバース)
村田大樹(ド桜)
ワキユウタ(ゼロカラン)
新越谷 ねえ。
編集S ねえって。
新越谷 壮観じゃなさすぎて逆に壮観ですよ。誰がこのタイミングで三遊間さくらいがフジテレビのど真ん中に立つと思いますか。
編集S 確かに、まあそうですけど。言い方はどうかと思いますけど。
新越谷 おそらく一撃のインパクトなんですよね。年末の『ツッコミマン』を通して、いちばん強かったのがさくらいの錦織ネタで、あの一撃で土プレへの道を切り拓いてしまった。
編集S 確かに、めちゃくちゃ笑いました。
新越谷 夢のある話だと思うんです。ちゃんとおもしろい人がYouTubeの『ツッコミマン』に呼ばれて、一撃でフジテレビの『ツッコミスター』になる。『M-1』のカミナリとかメイプル超合金にも“一撃”感はあったけど、今回は正真正銘の一撃ですからね。村田とか谷はもう見つかるのを待ってる状態だったと思うけど、さくらいはまだそこまででもないし、ワキや前田龍二みたいに粗品との関係性があるわけでもない。これは夢がある。
編集S 錦織ドリームですね。
新越谷 さくらいドリームですよ。
粗品と中央
新越谷 前回の雑話で、粗品の天下について「出し抜くんじゃなく塗り替えようとしている」みたいな話をしたじゃないですか。
編集S してましたね。
新越谷 27時間はお祭りでもあったけど、いよいよ中央を塗り替え始めたなと。
編集S まさに時代の転換という。
新越谷 ワクワクしちゃうね。テレビにワクワクするのは久しぶりですよ。『水ダウ』で名探偵津田の予告を見たときくらいワクワクしてる。
編集S けっこう最近じゃないか。
(文=新越谷ノリヲ)
