殺害翌日、遺体を2回移動=通報後、捜索かく乱目的か―京都男児死亡・府警
2026/05/08 14:57配信【時事通信社】
京都府南丹市の山林で、市立園部小の安達結希さん=当時(11)=の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で再逮捕された父親の優季容疑者(37)が殺害翌日、遺体を2回移動させたとみられることが8日、捜査関係者への取材で分かった。 府警は、優季容疑者の通報で結希さんの行方不明を把握した。同容疑者が捜索をかく乱させるため、遺棄場所を短期間に転々とさせたとみて、経緯を調べる。 府警は8日、優季容疑者を送検した。 優季容疑者は3月23日朝ごろ、市内の公衆トイレで結希さんの首を絞め付けるなどして殺害した疑いが持たれている。正午ごろ、登校していない旨の連絡を学校から受け、「子どもがいなくなった」と自ら110番した。 捜査関係者によると、優季容疑者は殺害直後、トイレから約2キロ離れた自宅近くの山付近に、車を使って結希さんの遺体を遺棄した。通報後の翌24日、北に約9キロ離れた、結希さんのランリュックが見つかった山付近に遺体を移動。さらに同日中、南に約5.5キロの、結希さんが履いていたとみられる靴が見つかった山付近に移したという。 同月末ごろまでに、靴の発見場所付近から別の山林に遺棄したとされ、遺体は4月13日に見つかった。優季容疑者は同16日、死体遺棄容疑で逮捕された。 同容疑者は戸籍上、結希さんの「養父」に当たる。逮捕前の任意聴取で、「本当の父親じゃない、と言われた」「言動に腹を立てて、衝動的に首を絞めた」という趣旨の話をしたという。府警は、結希さんとのやりとりで逆上し、殺害に至った可能性があるとみて、動機を詳しく調べる。
