藤井聡太六冠が棋王も防衛=かど番から逆転、4連覇―将棋
2026/03/29 19:37配信【時事通信社】
将棋の藤井聡太棋王(23)=竜王・名人・王位・棋聖・王将と合わせ六冠=に増田康宏八段(28)が挑戦する第51期棋王戦5番勝負の第5局が29日、鳥取市で指され、先手の藤井六冠が77手で勝ち、3勝2敗として防衛を決めた。26日の王将戦に続くかど番からの逆転防衛で、棋王戦は4連覇。2年連続の挑戦となった増田八段は初タイトルを逃した。 挑戦者の果敢な攻めを受け止めた藤井六冠が攻勢に転じて増田陣を一気に崩し、勝利を引き寄せた。終局後、「主導権を取れない将棋が多く、増田八段の強さを感じた」とシリーズを振り返り、「追い込まれてから、ある程度開き直って指すことができたのかな」とほっとした様子を見せた。 敗れた増田八段は「全体的に力が劣っている部分が多く、改善しないとタイトルに手が届かない」と悔しさをかみしめるように語った。 藤井六冠は、並行して進められた第75期王将戦7番勝負で永瀬拓矢九段(33)に1勝3敗、棋王戦で増田八段に1勝2敗とダブルでかど番に追い込まれた。しかし、ここから第一人者の力を発揮し、両棋戦合わせて5連勝、六冠の地位を守った。
