米最大規模の反政権デモ=トランプ氏のイラン作戦に抗議も
2026/03/29 09:16配信【時事通信社】
【ニューヨーク、ワシントン時事】全米各地で28日、強権的な政権運営を進めるトランプ大統領に抗議する「NO KINGS(王はいらない)」と題したデモが行われた。この日は対イラン軍事作戦の開始から1カ月に当たり、参加者からは、戦争やガソリン価格高騰に抗議する声が上がった。主催団体は、計800万人以上が参加し、1日の動員数としては「米史上最大規模」になったと表明した。 「王はいらない」を合言葉にした抗議活動は昨年6月、同10月に続き3回目となった。今回は、不法移民を取り締まる連邦捜査員に市民2人が射殺された事件の舞台となった中西部ミネソタ州をはじめ、全米50州の3300カ所以上で実施。前回の参加者は主催者発表で約700万人だった。 東部ニューヨーク市の中心部マンハッタンで行われたデモでは、多数の市民が大通りを埋め尽くした。同市の自営業ショーン・ローレンスさん(40)は対イラン作戦について「違法な戦争で非常に危険だ。米経済に損害を与えている」と強く批判。同市の無職男性(62)は「大統領が憲法を順守していないことに憤りを覚える」と話した。 首都ワシントンでも、市内を流れるアナコスティア川に架かる橋近くの公園に参加者が集結。橋を渡り、反移民強硬派のミラー大統領次席補佐官の住居がある軍施設まで行進し、「ファシズム反対」などと気勢を上げた。 [時事通信社]
