韓国軍機で日本人退避=イラン情勢、日韓が相互支援
2026/03/15 11:21配信【時事通信社】
【ソウル時事】韓国外務省は15日、イランと米イスラエルとの交戦に伴う中東情勢悪化を受け、軍輸送機をサウジアラビアに派遣し、日本人2人を含む韓国人ら計211人を退避させたと発表した。日本政府は先に日本人退避用チャーター機に韓国人を同乗させており、相互支援が実現した。 日韓両国は2024年、第三国での緊急時に自国民の退避を互いに支援する覚書を締結。日本政府は11日、覚書の初適用としてサウジの首都リヤド発成田行きのチャーター機に韓国人を同乗させたと明らかにしていた。今回の韓国軍機を使った退避は、在サウジの日韓両大使館の協議で決まった。 輸送機はリヤドの空港を14日午後に出発し、15日午後にソウル近郊の空港に到着。搭乗者はサウジやバーレーン、クウェート、レバノンに滞在していた。米イスラエルがイラン攻撃を開始した2月28日以降、中東各国の空域閉鎖と民間航空便の需要急増で足止めされており、バスなどでリヤドに集結した。 高市早苗首相は15日、SNSに「韓国政府と韓国軍の皆さまに感謝申し上げる」と投稿。日本政府が11日と13日に運航したチャーター機には韓国人ら計16人が搭乗しており、日韓両国の関係者にも謝意を示した。 [時事通信社]
