福島の魅力、韓国繁華街でPR=観光回復へ―東日本大震災15年

2026/03/10 15:55配信【時事通信社】

 【ソウル時事】東日本大震災発生から15年を前に、日本の復興庁は9日、韓国で福島県の食や観光の魅力を伝える動画の発信を始めた。動画は首都ソウルや第2の都市釜山の繁華街にある計12カ所の大型ビジョンで15日まで放映される。東京電力福島第1原発事故後に減少した同県を訪れる韓国人観光客の回復を後押しする狙いがある。 韓国では日本の地方旅行ブームも広がる。動画は約30秒で「今こそ福島へ」と呼び掛け、地酒や和牛、会津若松市の鶴ケ城、会津芦ノ牧温泉の旅館など食や観光の魅力を紹介する。旅館は韓国でも人気のアニメ「鬼滅の刃」のモデル地ではないかと話題だ。 韓国は事故後、福島など8県からの水産物輸入を停止している。昨年福島県に宿泊した韓国人は約4300人と震災前の10分の1にとどまるが、観光客回復に向けた取り組みが続く。今年7月と10月に福島空港と韓国中部・清州を結ぶチャーター便の運航も決まった。復興庁担当者は「今こそ韓国から多くの方が訪れ、福島の魅力と復興を知ってもらいたい」と訴えた。 


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