米原油急騰、92ドル突破=供給停滞の不安強まる―NY株、一時900ドル超安
2026/03/07 07:37配信【時事通信社】
【ニューヨーク時事】ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は6日、中東情勢の緊迫化で供給停滞不安が強まる中、急騰した。米国産標準油種WTIは一時1バレル=92ドル台に乗せ、2023年9月以来約2年5カ月ぶりの高値水準を付けた。 WTIは前日終値比9.89ドル(12.2%)高の1バレル=90.90ドルで引けた。米国・イスラエルによるイラン攻撃開始前の前週末(2月27日)終値比では35.6%上昇した。 紛争は激化しており、原油輸送の要衝ホルムズ海峡は事実上封鎖され、供給懸念が強まっている。英紙フィナンシャル・タイムズは6日、カタールのエネルギー相がペルシャ湾岸諸国は数日内に原油生産を停止し、価格は2~3週間で1バレル=150ドルまで上昇する可能性があるとの見方を示したと報道。相場を押し上げた。 ニューヨーク株式相場は、原油高や米雇用不安が重荷となり、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比453.19ドル安の4万7501.55ドルで終了。下げ幅は一時900ドルを超えた。前週末からは1400ドル超安となった。
