11月消費者物価3.0%上昇=食料、電気代が高騰―総務省

2025/12/19 10:13配信【時事通信社】

 総務省が19日発表した11月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が112.5と、前年同月比3.0%上昇した。プラスは51カ月連続で、上昇率は前月と同水準だった。食料の高騰が続いているほか、電気代も物価を押し上げた。 生鮮食品を除く食料は7.0%上昇。米類は37.1%上昇と、高い伸びが続いている。チョコレートなどの菓子類は値上げの影響で8.8%上昇、コーヒー豆は産地の天候不順などで51.6%上がった。 エネルギーは2.5%上昇。このうち政府による補助金終了で電気代は4.9%、都市ガス代は0.9%上がった。一方、ガソリンは0.9%下落と、ガソリン税の暫定税率廃止に向けた補助金の増額でマイナスとなった。 宿泊料は、訪日客需要などを背景に9.2%上がった。新料金プランにより、携帯電話の通信料は14.5%上昇。 生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は2.9%、生鮮食品とエネルギーを除く総合は3.0%、それぞれ上昇した。 


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