国連舞台に再び応酬=中国、高市首相答弁で非難繰り返す

2025/12/19 06:29配信【時事通信社】

 【ニューヨーク時事】国連総会の会合で18日、中国の傅聡国連大使が再び高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を非難し、「誤った発言の撤回」を求めた。山崎和之国連大使は「中国代表の根拠のない発言は遺憾」と反論。高市氏答弁を巡っては、国連を舞台に日中の応酬が続いている。 会合は「植民地独立付与宣言」の採択から65年を記念するもの。傅氏は、今回は高市氏を名指ししなかったものの、「戦後の国際秩序に挑戦し、覆そうとする言動は世界の不安定を生む」と主張し、「一線を越える挑発的行動を直ちに停止するように」と語った。 山崎氏はこれに対し「現政権は歴代政府の歴史に関する立場を全面的に継承している」と説明。改めて「日本の防衛戦略の基本は専守防衛」と強調し、「武力攻撃がなくても日本が自衛権を行使するという中国の主張は誤りだ」と指摘した。 


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