別室でもドアノブがたつく=男性の手に皮下出血、ガラスたたいたか―サウナ死亡火災・警視庁

2025/12/18 05:09配信【時事通信社】

 東京・赤坂の個室サウナ店「サウナタイガー」で美容室経営、松田政也さん(36)と、妻でネイリストの陽子さん(37)が死亡した火災で、店内の別のサウナ室でも出入り口のドアノブにがたつきが確認されたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。 現場のサウナ室は出入り口のドアノブが外れており、2人は閉じ込められたとみられている。警視庁捜査1課は業務上過失致死容疑で、店の管理態勢に問題がなかったか調べている。 捜査関係者や店のホームページによると、店内には2~4人用の個室が5部屋あり、それぞれにサウナ室があった。サウナ室は木製のL字型のドアノブを回して開閉する構造で、2人が発見された現場のドアノブは外れて室内外にそれぞれ落ちており、開けられない状態だった。同課が調べたところ、店内のほかのサウナ室のドアノブにもがたつきが確認されたという。 また、ドアにはめ込まれたガラスには、こすられたような跡があり、松田さんの手には皮下出血があったことも判明。同課は松田さんが拳で繰り返したたいたとみている。 [時事通信社]


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