ドゥテルテ前比大統領を訴追=人道に対する罪3件―ICC

2025/09/23 17:33配信【時事通信社】

 【マニラ時事】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)検察官は、フィリピンのドゥテルテ前大統領(80)を3件の「人道に対する罪」で訴追した。訴追は7月に行われており、ICCが22日に公表した文書で明らかになった。 文書によると、人道に対する罪の1件目は、ダバオ市長時代(2013~16年)の19人殺害。2件目と3件目としては、大統領時代(16~18年)の計57人の殺人、2人の殺人未遂が対象になっている。 検察は一連の犯行が警察官や殺し屋によってフィリピン全土で行われたと指摘。実際の被害者の数は「さらに多かった」と訴えている。ドゥテルテ氏側はこれまで、麻薬売買絡みの人物が対象だったとして殺人を正当化してきた。 


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