新START失効後、1年延長も=米国の同意条件―ロシア大統領
2025/09/22 22:28配信【時事通信社】
ロシアのプーチン大統領は22日、米ロ間に唯一残る核軍縮枠組みの新戦略兵器削減条約(新START)について、来年2月5日に失効した後も1年間、条約の規定を順守する用意があると述べた。米国も同様の対応を取ることを条件としている。安全保障会議で演説した。条約は、両国の戦略核弾頭の配備数を「1550発以下」と定めている。 トランプ米政権との間で新STARTを延長することに意欲を表明した形。仮に早期に米側と合意できなかった場合も、核軍縮に関する協議を続ける意向とみられる。トランプ大統領は、8月の米ロ首脳会談でプーチン氏と核軍縮に関して話し合ったとしている。