立民の安住幹事長「顔が代わるだけ」=自民総裁選、維新は注視

2025/09/22 19:06配信【時事通信社】

 自民党総裁選(10月4日投開票)が22日告示されたことを受け、立憲民主党の安住淳幹事長は「顔が代わるだけ」などと冷めた見方を示した。日本維新の会や国民民主党は政策実現を見据え、議論を注視すると強調した。 安住氏は国会内で記者団に、「(各候補が)自分の主張をせず、お行儀よく話しているからつまらない。(演説会の)テレビを見ているのもつらい」と酷評。長引く政治空白を念頭に「早く国会を開かないと自民のせいで政治が国民から見放される」と批判した。 維新の藤田文武共同代表は記者団に、「副首都」構想など同党が訴えるテーマの論戦を注視すると説明。連立政権の拡大が論点と目されていることに関し、「大きな枠組みの提案には真摯(しんし)に耳を傾け、何がベストか考える」と語った。 国民民主の玉木雄一郎代表は記者団に、「スピーディーな物価高対策が見えない」と指摘。一方で、ガソリン減税と「年収の壁」見直しで昨年末に与党と合意したことを挙げ、「約束を守るかが試金石だ。信頼の醸成度に応じ(連携の)可能性は大きくなる」と述べた。 共産党の小池晃書記局長は記者会見で「誰もパレスチナの国家承認や裏金問題を語らない。この国の課題をどう解決するか、ほとんど聞かれない」と断じ、国会の早期召集を求めた。 [時事通信社]


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