東京株、最高値を更新=半導体株に買い、円安も追い風
2025/09/22 17:21配信【時事通信社】
週明け22日の東京株式市場は、前週末に米国株がハイテク銘柄主導で上昇した流れを引き継いで半導体関連株を中心に買いが入り、日経平均株価の終値は前週末比447円85銭高の4万5493円66銭と、18日に付けた史上最高値(4万5303円43銭)を更新した。為替が円安方向に振れたことも追い風となり、一時は上げ幅が700円を超える場面もあった。 19日の米国市場で主要株価指数がそろって最高値を更新したことを受け、東京市場でも日経平均への影響が大きいハイテク銘柄が上昇した。19日に日銀が上場投資信託(ETF)売却を発表した際には一時急落した後、買い戻されて下げ幅を縮めた。市場関係者によると「きょうも買い戻しが入った」(大手証券)もようで、株価を大きく押し上げた。 22日は自民党総裁選の告示日。「財政拡張を見込んだ買いも入った。政局変化への期待値は持続する」(国内運用会社)との声も聞かれた。 [時事通信社]