東京株、900円超高=TOPIXは初の3000台
2025/08/08 11:47配信【時事通信社】
8日午前の東京株式市場で、日経平均株価は前日比900円超上昇した。好決算銘柄が大きく値上がりして株価指数を押し上げたほか、米国が日本との関税交渉の合意を履行する姿勢を示したことで投資家心理が上向き、買いが広がった。午前の終値は、909円53銭高の4万1968円68銭。 東証株価指数(TOPIX)は、取引時間中として初めて3000を上回った。好決算を発表したソフトバンクグループなどが急上昇したほか、関税の影響を受けにくい内需業種に投資する動きが続いた。 ただ、プライム市場全体では3割の銘柄が下落。市場では「関税を巡る不透明要因が減ったのは良いことだが、業績や米国景気に対する高関税の影響を見極める必要がある」(国内証券)との声が聞かれた。